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森本景一著「家紋を探る 遊び心と和のデザイン」
JUGEMテーマ:着物 きもの

最近、読了したのは、家紋に関する本です。

染色補正師の著書なので、専門的な説明も含まれているのですが、学術的なものではなく、現場のトリビアを知る感覚で読めました。

着物とは縁が深いのに、地域によって考え方や風習が異なり、正解が分りにくいので、苦手意識をお持ちの方が多い気がします。

この本を読むと、そんな方でもきっと家紋に興味が湧くと思います。
 


森本景一著
「家紋を探る 遊び心と和のデザイン」
(株式会社平凡社、2009年初版第1刷)

私の家の家紋は「丸に橘」です。

丸輪と橘が組み合わされた比較的シンプルなものなので、間違うことはないと思っていました。

ところが、一見単純に思える輪には、基本となる丸輪を基準に、線がこれより太るなると、中太輪→太輪→厚輪→蛇の目輪となり、線が細くなれば、中輪→細輪→糸輪→毛輪と、同じ輪に属するものだけで9種類もあるのだそうです。

そのため、手書きで「○」と書いても、それだけではどの輪なのか判断が付きかねるのだとか。

紋入れを依頼する際、素人の手書きはタブーということです。

同じ紋の入った見本や紋帖などで正確にオーダーする必要があると知り、本の中で紹介されていた紋帖をオークションで入手してみました。

現在、最も普及しているものだそうですが、経年の劣化が著しいためか、何と200円でした。



京都紋章工芸協同組合著
「平安紋鑑 増補縮刷」
(平安紋鑑刊行部、昭和46年第5版)

ページを開くと、沢山の家紋がいろは順に並んでいます。

最左列の下から2番目にあるのが「丸に橘」。



男物で1寸(約38ミリ)、女物は5分5厘(約21ミリ)の中に何と様々な意味が込められ、工夫がこらされ、技が駆使されていることか。

それが一番の感想です。

[曇り]


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