東京都大田区の小さな着付け教室「わのわ」です。気軽に着物を楽しんでくださる方が増えることを願いつつ、着物周りのあれこれを綴ります。
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田中優子著「布のちから」
JUGEMテーマ:着物 きもの

昨日は何度目かの雪予報が外れ、今日は寒さも緩んで、体も心も過ごしやすく感じます。

午前中と夜のお稽古の合間、コーヒーを片手に読書を楽しんだところです。


田中優子著
「布のちから 江戸から現在へ」
朝日新聞出版、2010年

この表紙を眺めているだけでも幸せな気持ちになれるのは、私だけではないでしょう。

アジアの様々な文様で作られたというデジタルな世界の着物ですが、それぞれにパワーのある意匠が不思議と調和している、そんな印象を受けます。

開くと、まえがきには…、

本書は、布という「もの」の意味と豊かさに対する、私の思い、探究心、好奇心、そして五感すべてを含めた愛着、それらのこもった本である。

とあります。

着物に慣れ親しむようになると、次第に布そのものに引き寄せられていくのは、自然なことのように思います。

平面的で形が決まっている着物だからこそ、また、上手にさばきながら着て、優しく撫でながら仕舞う着物だからこそ、自ずと布という切り口で接するようになり、このような思いが湧いてくるに違いありません。

日本とアジアの国々での布にまつわる話が交錯するのは、意外な方向に視野が広がる楽しさがあり、布という枠組みの中でここまで様々な方面に掘り下げられているのも、学者でいらっしゃる著者の本領発揮でしょう。

講義を拝聴するような気持ちで、じっくりとページをめくってきましたが、ようやく読了。

この本は、去年の終わり頃だったか、田園調布にある古書肆田園りぶらりあさんで偶然見つけた一冊です。

読んで思うのは、布との出会いも本との出会いも、アンテナの感度如何で生かされもし、埋もれてもしまうということ。

次の冊を探しにまた足を運ばねばと思います。

[晴れ]


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